チョコレート狂騒。
20日から開催中のサロン・デュ・ショコラ@新宿伊勢丹に行ってきました。
天下の新宿伊勢丹の敏腕バイヤーが世界中から買い付けた希少なチョコレートが集い、"ショコラティエ"のトークショーや記念撮影やらセミナーやら各種イベントも盛りだくさん。イートインができるコーナーもあったり。
かなりのチョコジャンキーだとは自負しているものの、会場入り後5分で人酔い→ものの15分で退場した私。
以下、吉野家テンプレ風にレポートをお送りします。
こないだサロン・デュ・ショコラいったんですよ、サロン・デュ・ショコラ。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいでショーケースすらろくに見えないんです。
TDLさながら、会場中のあちこちで「最後尾はこちらでーす」とか言っちゃってて。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
この人たち平日の昼間だってのに何してんの?
なにこの混雑。ばかなの?しぬの?
おまけに泣いてる子供連れて、
「わーショコラバーだって。いろんなお店のチョコから3つ選んで食べられるんだって、おかーさん並んじゃおー」
とか言ってるんです。もう見てらんない。
まったく平和すぎるのにもほどがある。つくづくおめでーてな。
こんなセール会場と違わぬ騒々しい環境で何十分も並んだ上に、ブロイラー並みにぎゅうぎゅう詰めにされたスペースで食えるかっつーの。
だいたい、ほんとにそのチョコ美味しいと思ってる?ねえほんとに思ってる?
オマエラ「高級チョコがわかる自分」に酔ってるだけちゃうか。と。
とりあえずこのイベント参加希望者は全員『チョコレートの真実』読んでから来い、と。
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チョコレートってのは、もっと厳粛な気持ちで対峙するべきもんなんだよ。
その甘さに裏に潜む、苦い苦い真実と歴史があるからこそ、チョコレートはこれほどまでに誘惑的で中毒性のある甘美なものになるんじゃないか。
カカオ生産の現場で今もなお続く児童労働の実態とか!
民族間対立とか貧困とか、大企業や政府の腐敗とか癒着とか利権とか搾取とか!!!(ぜえぜえ)
ま。日ごろ、ガーナを板のままムシャムシャかじっている時はもちろん忘れてるんですけどね。
なんだかすーっかりあほらしくなって、何も買わずほんの15分ほどで会場を出、B2のジャン=ポール・エヴァンでショコラーショー(同じものを飲むのに6階のサロンデュショコラ会場ではバカみたいに並ぶ)をゆーーーったりいただき、南半球に思いを馳せていたのでした。
でもって、大好きな2Fの下着売り場でHanky Panky(ハンキーパンキー)をまた大量購入してこの日の伊勢丹詣では終了。
ここのを知ったら、もう他ははけません!(今までの下着ほとんど捨ててここのにした)Tバックなのにストレスフリーの履きごこち!