老若男女、皆ダウン。
人生初のダウンコートを買いました。
数年前に買い逃したモンクレー探しに固執していたのですが、ふらり入ったユニクロにて、
「え。けっこういいじゃん。しかも1万円しないよ!」と即買いした「プレミアムダウン 」。
安いし。あったかいし。
コレ着ちゃったら、バカみたいに高いカシミヤだのアンゴラだの、なんかどうでもいい気がしてくるわ〜。
などと思っていたら。
ご近所の小学生くらいの男の子が、私とオソロイのものを着ているのを目撃。
そしてふと、ダウンってここ数年で急速に普及したなあ、と思う。
いつのまにか、老若男女があたりまえに気軽にダウンを着るようになっている。
ほんの10年前くらいはそれこそ、太って見えて、なんだかおじさんくさくて、女性がオシャレに街で着られるアイテムじゃなかったような気がする。
撮影現場の防寒着、ってイメージもあったなあ。
それが、いったいいつから、こんなにも普及したのか?
と考えると、やはりそこにはひとつのキーワードが浮かび上がるのでした。
歴史的・革新的ともいえる「フリース」の次に、カラフルでシンプルなダウンを世に送り出したあの企業。
「ユニクロ」。
無駄なものをそぎ落としたシンプルで手軽なカジュアルウェアを提案し、日本人の「私服」に大きな変化と選択肢を与えたこの企業の功績って、恐ろしいほど大きいのだなあ....
などと改めてしみじみ実感し、「ユニクロよ、これからもよろしくな。」と思いつつ。
全員がダウンを着て買い物をしている親子3人を見て目を細める私なのでした。