水の都・東京

久々に築地をおさんぽ。前から気になっていた、聖路加ガーデン47Fにある「restaurant LUKE」に行ってきた。
今年の3月にリニューアルしたばかりだというこのお店は、地上200メートル、抜群の開放感と都心の眺望を満喫できる空間。天井も高く、デザインはなかなか。土日はウェディングパーティーの会場としても人気だそう。
初来店なので、ほとんどの人が頼んでいる「ラピッドランチ」¥1000をオーダー。サラダ(もしくは本日のスープ)+メイン+パン+コーヒー。

私がメインに選択したのは若鶏のグリル。上には細かく刻んだオリーブがのっている。
お値段はリーズナブルだけど、、、料理がちょっと冷めていたこと、スタッフによってかなりサービスレベルにムラがあるのが残念。ハコがとっても良いだけに、肝心のお料理やサービスの質が伴わないと、より一層「もったいない!」感があるんだよね。う〜ん、今後の改善に期待。
ちなみに、今月一杯はテラスでのビアガーデンが開催中。風が強いと厳しいけど。。。天候を選べばかなり素敵なのでは。あと10日ほどしかないけど、ご興味あればぜひ。
なお、この1フロア下の46Fには展望台もあり。しかも無料!聖路加はエライ!ちなみに、「聖路加」という名称の由来が"St.Luca(聖ルカ)"から来たものだとは知らなかった...!

この後は、歩いて築地市場をぷらぷら通って、浜離宮恩賜庭園へ。ここから水上バスに乗り、浅草まで。水上バスはお手軽に非日常が楽しめる、昔から大好きな乗り物。川風は心地よく、客席から見る水面は手を伸ばせば触れることができそうなほど。昔から知っている街なのに、川から見ると違う側面が見えて乗るたびに新しい発見がある。
それになんと言っても醍醐味は橋!次から次へと現れる、隅田川にかかる12もの橋は、色や形にそれぞれ個性があって、見比べていれば約40分の小旅行は本当にあっという間。この橋は東京の誇るべき財産だ!と声を大にして私は言いたい。

ところで数年前に新聞で、東京都をはじめいろんな自治体で既存の水辺空間を活性化させる計画があがっていると読んだけど、実現するのっていつ頃になるんだろう?ふと気になって今東京都のサイトを見たら、長期的な視野では30年構想とかかれている...
http://www.kanko.metro.tokyo.jp/public/mizube_full_02.pdf

船での通勤が夢だったんだけど、、、30年後...。まだ働いてるかな、、、(苦笑)
早くもっともっと水路が延びて、いろんな場所に船で気軽に行けるようになればいい。天王洲のように、倉庫を生かしたレストラン/カフェとか、それぞれの街の歴史や街並みを尊重しつつ、川沿いがイイ感じに開発されたら楽しい。
今でも十分そうだけど、水上の魅力が加わったら東京はより一層エキサイティングな街になる。セーヌ川ヴェネチアとはまた全く違う、新しい水の都になれる十分な基盤と魅力が東京にはあると思う。
まちづくりは慎重に、、、だけど私がおばあちゃんになる前にある程度できてくれないと困る(笑)とりあえず今年〜来年には豊洲や芝浦に船着場が出来るそう。今後の発展に注目!!