夜中にジャムを煮る。
眠れません。
そりゃアンタ、体調悪いとはいえ昼間それだけさんざん寝てれば・・・
って話ではあるのですが、基本的に昼間さんざん寝ても、夜もわりかしスッと眠れてしまうタイプなのです。(体調が悪い時ならなおさら!)
ですが、そんな私でももちろん、なぜだか眠れない日もある。
寝なきゃいけないのに眠れない。これはかなりツライ。
なんとかして寝なければ!と思ってただひたすら時間だけが経っていくと、私は半狂乱になって叫びだしてしまいそうになる。
あの、"ムダに時間だけが経ってしまった"感がたまらなくイヤです。
なので、眠れない時は、思い切って起きてしまうことにしています。
そして。本を読む。
ハーブティーとかホットミルクを飲んで活字を追っていれば、マ、そのうち眠くなるだろうよ。と、気楽に構えるといいみたい。
私の場合はそれでたいてい1時間もすれば眠くなる。
たとえ、眠れずに朝が来たとしても、「集中して読書できたし、ま、いっか。」と思える。
ひたすらベッドで目を閉じて、あがいて、肉体も精神も疲れきってそのまま朝を迎える、というパターンだけは避けたいところ。
さて。
今夜手に取ったのは、平松洋子さんの『夜中にジャムを煮る』。
- 作者: 平松洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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彼女のつむぎ出す独特のはずむような言葉たちが、真夜中の静寂の中で楽しげに語りかけてくる。
さあ、眠れないなら。
夜を、楽しもう。