夜中にジャムを煮る。

眠れません。

そりゃアンタ、体調悪いとはいえ昼間それだけさんざん寝てれば・・・


って話ではあるのですが、基本的に昼間さんざん寝ても、夜もわりかしスッと眠れてしまうタイプなのです。(体調が悪い時ならなおさら!)


ですが、そんな私でももちろん、なぜだか眠れない日もある。


寝なきゃいけないのに眠れない。これはかなりツライ。
なんとかして寝なければ!と思ってただひたすら時間だけが経っていくと、私は半狂乱になって叫びだしてしまいそうになる。


あの、"ムダに時間だけが経ってしまった"感がたまらなくイヤです。


なので、眠れない時は、思い切って起きてしまうことにしています。


そして。本を読む。


ハーブティーとかホットミルクを飲んで活字を追っていれば、マ、そのうち眠くなるだろうよ。と、気楽に構えるといいみたい。
私の場合はそれでたいてい1時間もすれば眠くなる。


たとえ、眠れずに朝が来たとしても、「集中して読書できたし、ま、いっか。」と思える。
ひたすらベッドで目を閉じて、あがいて、肉体も精神も疲れきってそのまま朝を迎える、というパターンだけは避けたいところ。


さて。
今夜手に取ったのは、平松洋子さんの『夜中にジャムを煮る』。

夜中にジャムを煮る

夜中にジャムを煮る


彼女のつむぎ出す独特のはずむような言葉たちが、真夜中の静寂の中で楽しげに語りかけてくる。


さあ、眠れないなら。


夜を、楽しもう。