金麦と待ってるーーーーッ!

壇れいさんはとっても好きなのです。

確かに、きれいでかわいい。

とっても。きれいでかわいい。

だから。これまでの"金麦"シリーズは概ね好きでした。

このCMが嫌いという男性は、よっぽどのへそ曲がりに違いない。

などと思いながら、彼女の凛とした美しさとかわいさに、女の私でもついつい見入ってしまっていた。

しかし、

最新バージョン「街角の君は」を初めて見たとき、目が点になりました。


ありえないっつうの。

大根と缶ビール、間違えるか?

いやいや、もしかしたら手袋をしているのかもしれない。

と再度確認してみるも、どう見ても素手なのです。

・・・・ありえないよね。

これ、本気で間違えたら、指の腹の感覚がどうにかしちゃってるとしか思えません。

たとえラップかかっていたって間違えないだろ。

90年代はじめ話題となった、かつての安田成美の「薔薇(&醤油)って漢字で書ける?」シリーズを髣髴とさせる、「無邪気でちょっと天然でかわいい私を見て」といった女の自意識と、またそんな女の演出に騙され「こんな女性が待ってたら…」と永遠に幻想を抱き続ける男性と、更にはその制作者の意図がありありと感じられて。

底意地が悪くひねくれ者の私は、見るたびにイラッとしてしまいます。

このCMの制作担当、絶対男でしょ。
いや、もしかしたら逆に女なのかも?

いずれにしても。

もう一度言う。

ありえないっつうの。