疲労宴

タイトルは敬愛する酒井順子氏の著書タイトルから。

結婚疲労宴 (講談社文庫)

結婚疲労宴 (講談社文庫)


結婚式の二次会の幹事を初めてやることになったのですが。

正直。

「世の中の人は、こんなめんどくさいことやってんの!?」と思う私はひどい人間でしょうか?


なんど脳内で、

プツリ。

と音がしたかわかりません。

なんど脳内で、「おいコラ甘えんじゃねぇ。」と叫んだことかわかりません。

祝福する気持ちはすごくある。幸せになってほしい。それはゼッタイです。でも、それとこれとは別!

わたしら大人で。仕事だったり恋愛だったりもろもろ、それぞれが自分自身の人生を必死に営業中で。そんな中で必死こいて時間を作って、喜んでもらおうと頑張ってるわけなんですが。

必要最低限の情報が揃ってなかったり、(#特に、当人たちに事務処理能力が欠けていると幹事への負担が増大)、あれが変更だのこれが追加だの、それは忘れてただの。はたまたマリッジブルーだのって。
結婚式以前の問題まで一緒になって悩んだり考えてあげられるほどの余裕は、ない。


友情ありきの善意でやるからこそ。頼む当人たちにもマナーが必要だ!


と思うわけ。


人をイラつかせてまでやるものじゃない。

引き受けたからには全力でやりますが、しかし。
今回の幹事チーム全員が、「私のときは二次会とかいらないから!」と口々に宣言する有様で。


こうしてまたひとつ、結婚式に抱く夢は薄らいでいくのでした。